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心との戦い方 [本]


心との戦い方

心との戦い方

  • 作者: ヒクソン グレイシー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/10/31
  • メディア: 単行本


ヒクソン・グレイシー著の新書。
どんなに優れた技術をもったアスリートでも強い心がなければ真の強者にはなれない。
現代の日本人より日本の武士道を愛し、その精神に触れることにより、より自分の中の心の気持ちが武士道に近いことを知る。勝つために技術を学び、トレーニングをし、どんな状況でも鍛えた技術を発揮できるための心を鍛える。なかなか言ってできることではないけれど、一流のさらに上を行く超一流の人達にはこの強い心がある。人間は心がある。そのため、悩み苦しむ。これを自分で乗り越えた時に、新しい何かが見えるのか?!

この本を読みながら、現在頑張っている卓球に置き換えてみた。
本当に同じことだ。会社での大きな会議でのプレゼンだって同じこと。
真剣勝負には心が一番重要なのだ。

卓球に戻るが、練習量は多くない、年齢的にも若くない。しかし、ここ一年継続して練習をし、心も少し変化してきている。負けた時の悔しさ、怒り、客観的な自分。勝っている時の心の持ちよう。この二つは大きく違う。
勝っている時の心を常に維持する。興奮と平常心の同居。集中力。相手のことより、自分の卓球が出来ている。一球に集中出来ている。絶好調の時はそんな感じ。

冷静に勝っている時もある。しかし、この時は、実は怒っていたりする。こんな奴には絶対負けない。リードされてても絶対逆転できる。そういう気持ちの時は勝てる。

自分一人での心の持って行き方は難しい。仲間のアドバイスも必要。急に気持ちが軽くなり、集中できることもある。周囲を活用し、自分が集中し、心を取り戻せる状態に持って行く方法を身につけたい。

最後の方のヒクソンのコメントが興味深かった。
対戦した日本人について、中井祐樹、船木誠勝は、死を覚悟し戦いに臨んだ武士だったが、高田延彦はスポーツマンだった・・・。この言葉が戦いに臨む、リングに上がる者の心の持ちようの違いだと感じた。

何度も読み返したい本だ。

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