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バード・カーヴィング [本]


チャレンジ バード・カーヴィング―全作品実物大図面と写真付き 小鳥18作例で学ぶ

チャレンジ バード・カーヴィング―全作品実物大図面と写真付き 小鳥18作例で学ぶ

  • 作者: 内山 春雄
  • 出版社/メーカー: 日貿出版社
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 大型本


野鳥彫刻家、内山春雄さんの本を購入した。
もう10年近く前になるだろうか・・・NHKの教育テレビでバード・カービング講座というのを毎週放送していて、ビデオに録画して保存しているのを思い出した。。。
いつか時間を作ってやってみたい。チャレンジしてみたいという思いは今も続き、また再燃してきたようなのです。とりあえず、簡単に彫れるバルサ材を購入しようと近所の専門店へ行ったらこの本が目に止まりました。実物と見間違える程の完成度に目を疑い、こんなこのを自分も作ってみたいという衝動にかられました。
基礎を学ばないとと思いつつ、オリジナルで凄い作品を作っている人もいるようですし、まずはスタートしてみるのが一番手っ取り早いと思っています。そこで感じたこと、悩んだことを本や質問で確認したほうが納得も出来るような気がするのです。。。
まず、彫刻刀で木を彫ってみたい。どれ程、自分のイメージに近づけるのか?!

以下、たくさんの本が出版されています。皆凄い作品ばかりで圧倒されます。

バード・カーヴィング〈2〉小鳥19作例で学ぶ―全作品実物大写真・図面付き

バード・カーヴィング〈2〉小鳥19作例で学ぶ―全作品実物大写真・図面付き

  • 作者: 内山 春雄
  • 出版社/メーカー: 日貿出版社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本



バード・カーヴィング〈2〉小鳥19作例で学ぶ

バード・カーヴィング〈2〉小鳥19作例で学ぶ

  • 作者: 内山 春雄
  • 出版社/メーカー: 日貿出版社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本



獅子の門 鬼神編 [本]


獅子の門 鬼神編 (カッパ・ノベルス)

獅子の門 鬼神編 (カッパ・ノベルス)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/03/19
  • メディア: 新書


ついに出た!!!
いつから待ち続けていたのだろう。
夢枕獏氏の格闘小説「獅子の門」。早く読みたい!
全国各地にいる最強を求める男たちが、運命に導かれ集結する。
羽柴彦六を中心に広がる戦いのそして心の戦い。
完結するのか!?

本の宣伝文句になってしまったようだけど、ホント早く読みたい。
自宅に届いたので読めないんだよ。週末が楽しみ。

夢枕獏氏にはもう一つの大作「餓狼伝」があります。こちらも現在連載中なので、もうすぐノベルズが発売されるでしょう。楽しみでなりません。

獏氏の格闘小説・・・つまらないものはない。
男の浪漫が詰まっている。
読むべし・・・また宣伝文句になってしまった(^_^;)

心との戦い方 [本]


心との戦い方

心との戦い方

  • 作者: ヒクソン グレイシー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/10/31
  • メディア: 単行本


ヒクソン・グレイシー著の新書。
どんなに優れた技術をもったアスリートでも強い心がなければ真の強者にはなれない。
現代の日本人より日本の武士道を愛し、その精神に触れることにより、より自分の中の心の気持ちが武士道に近いことを知る。勝つために技術を学び、トレーニングをし、どんな状況でも鍛えた技術を発揮できるための心を鍛える。なかなか言ってできることではないけれど、一流のさらに上を行く超一流の人達にはこの強い心がある。人間は心がある。そのため、悩み苦しむ。これを自分で乗り越えた時に、新しい何かが見えるのか?!

この本を読みながら、現在頑張っている卓球に置き換えてみた。
本当に同じことだ。会社での大きな会議でのプレゼンだって同じこと。
真剣勝負には心が一番重要なのだ。

卓球に戻るが、練習量は多くない、年齢的にも若くない。しかし、ここ一年継続して練習をし、心も少し変化してきている。負けた時の悔しさ、怒り、客観的な自分。勝っている時の心の持ちよう。この二つは大きく違う。
勝っている時の心を常に維持する。興奮と平常心の同居。集中力。相手のことより、自分の卓球が出来ている。一球に集中出来ている。絶好調の時はそんな感じ。

冷静に勝っている時もある。しかし、この時は、実は怒っていたりする。こんな奴には絶対負けない。リードされてても絶対逆転できる。そういう気持ちの時は勝てる。

自分一人での心の持って行き方は難しい。仲間のアドバイスも必要。急に気持ちが軽くなり、集中できることもある。周囲を活用し、自分が集中し、心を取り戻せる状態に持って行く方法を身につけたい。

最後の方のヒクソンのコメントが興味深かった。
対戦した日本人について、中井祐樹、船木誠勝は、死を覚悟し戦いに臨んだ武士だったが、高田延彦はスポーツマンだった・・・。この言葉が戦いに臨む、リングに上がる者の心の持ちようの違いだと感じた。

何度も読み返したい本だ。

目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像 [本]


目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像

目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像

  • 作者: 伊藤 政則
  • 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
  • 発売日: 2013/07/09
  • メディア: 単行本


一気に読みました。
最初の感想は、もっとたくさん読みたい。物足りない。

1970年代後半のイギリスから話はスタート。
IRON MAIDENのLIVEを目撃し、NWOBHMの息吹、何か大きなうねり、動きを察知した興奮が伝わってきました。2014年の現在まで成長し、ファンの視線で活動し続けているメイデン。大好きです。

メイデン以外にもプリースト、オジー、モトリー、ラット、ボン・ジョビ、ガンズ、メタリカなどなど、興味深い話満載です。メタルファンには堪らない。

80年代の今では味わえないような強引な進め方、治安の悪いところに踏み込んでいくチャレンジ性、そしてアーティストたちと気付いた信頼関係は現在までに努力してきた賜物なのでしょう。ただ、好きでなくてはやってられないし、日本への伝道師として、世界のメタルを伝えたいという気持ちもハンパ無いものを感じます。

どんな仕事でもプロって凄いなというのを強く感じました。

伊藤政則・・・という名前は、小学生時代にTVで見た記憶があります。ロンドンブーツという凄い靴を履いていたのを覚えています・・・70年代後半から80年代の時代でしょう。。。
その記憶が、私のメタル魂に火をつけたのかな。。。そしてUKプログレッシヴへ(笑)

とにかく面白くてあっという間でした。。。

TONY IOMMI 自伝 [本]


アイアン・マン トニー・アイオミ

アイアン・マン トニー・アイオミ

  • 作者: トニー・アイオミ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2012/08/31
  • メディア: 単行本


ようやく完読したー!
BLACK SABBATHのギタリスト、トニー・アイオミの自伝。全370頁。

生い立ちからサバス結成、各アルバム作製の秘話と苦悩。ドラッグとの闘い、友人の死といった今まで歩んできた人生の中の出来事を事細かに綴っています。。。波乱万丈の人生と言えます。ロックミュージシャンとはこういうものなのでしょうか・・・。一般人には想像つかない人生です。

先に、オジー・オズボーンの自伝を読んでいたので、かぶるところが多々あって興味深かった。やはりオジーは変人であることが再認識された(笑)天才なのだろう。。。

サバスのオリジナル・メンバーである、トニー、ギーザー、ビル、オジーの結束は固い。色々な出来事があったが現在はトニーの癌を克服し、13枚目のアルバムも出したのだから・・・。
更に、オリジナル解散後のロニー・ジェイムズ・ディオ、ヴィニー・アピス、コージー・パウエル、トニー・マーティンとの良好な関係、親友ブライアン・メイとの絆、そして最愛の伴侶など、人生において関わってきた人々の重要性、大切さなども感じ取ることができた。

更に、70年代に活躍した多くのバンドの中で、オリジナルメンバーが全員存命しており、尚且つバンド活動を続けているということは極めて珍しいことのよう。昨年はオズフェストで来日を果たしたサバスですが、更なる活躍を期待しないはずはない。見守っていきたいと思う。

こちらが、盟友オジーの自伝。マッドマンらしくありえない内容で普通じゃない(苦笑)

アイ・アム・オジー オジー・オズボーン自伝

アイ・アム・オジー オジー・オズボーン自伝

  • 作者: オジー・オズボーン
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック・エンタテイメント
  • 発売日: 2010/08/02
  • メディア: 単行本


氷壁 [本]


氷壁 (新潮文庫)

氷壁 (新潮文庫)

  • 作者: 井上 靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1963/11/07
  • メディア: 文庫


いつの頃からか山岳小説が面白い。
最初に読んだのは、夢枕獏さんの「神々の山嶺」かなり引き込まれた。その後、熊谷達也氏の「邂逅の森」東北に生きるマタギの山、熊との壮絶な戦いを描いた傑作であった。会社の山好きに勧められた新田次郎氏の「孤高の人」これも一気に読んだ。実在の人物、加藤文太郎の人間離れした快挙と厳しい最後。。。山岳小説は面白い!

そして、正月の時間を使って、井上靖氏の「氷壁」を一気に読んだ。
親友との絆を強く感じた。「登山家は冒険はしない」という主人公の言葉になるほどと思った。心に響く言葉、文章が多く、印象に残った。

次に読む山岳小説がない・・・誰か紹介してほしいな。


このは [本]


食べるって楽しい! (生きもの好きの自然ガイド このは No.1)

食べるって楽しい! (生きもの好きの自然ガイド このは No.1)

  • 作者: このは編集部
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: 大型本


面白そうな、私の大好きそうな本を見つけてしまった!!!
野鳥や虫を独特の視点でとらえた本が多い、文一総合出版からの本。

昨年に創刊されたようで、現在までNo.5まで、3か月に1冊の割合で発売。
たまたま、ツイッターでハエトリグモの検索をしていたら引っかかった。
以下が先日発売されたNo.5。

魅せる紅葉 (生きもの好きの自然ガイド このは No.5)

魅せる紅葉 (生きもの好きの自然ガイド このは No.5)

  • 作者: このは編集部
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2013/09/10
  • メディア: 大型本


こちらは、もみじの特集ですが、それ以外にハエトリグモの図鑑が掲載されているということで、ハエトリ好きのわたくしとしては、読むしかないなと・・・。
感想は、また後程。

韓国の野鳥 [本]

A FIELD GUIDE TO THE BIRDS OF KOREA
韓国の野鳥.jpg
「フィールドガイド日本の野鳥」と同類の「フィールドガイド韓国の野鳥」です。

数年前まで韓国に出張することが多く、隣国なのに野鳥の状況が全然違うなあと感じて興味を持ちました。特に韓国の山に出かけた訳ではないので、普通のソウル市内とかなんですが・・・
(1)スズメは日本と同じのがいる。
(2)カラスが街にいない。
(3)いたるところにカササギがいる。

ということで、一番の違いは日本のカラスと同じような位置づけに、日本では佐賀県にしかいないカササギがわんさかいて、妙な気持ちになりました。

カササギはオナガに似たカラス科の野鳥です。カケス、ホシガラスなどとも仲間ですね。「カシャカシャ」かすれたような声で鳴きますが、体型はスマートで尾が長く黒い綺麗な鳥です。
カササギ.jpg

で、この本ですが、ハングルなので説明文は判りません。
発音は何となく判るので、韓国での名称は何となく判ります。カササギは強引にハングルで書くと「フフト ス|」かな。。。読みは「ッカチ」です。
この本、越冬地と繁殖地が地図上に色で示してあるので、日本にはいない、或いは日本にしかいない鳥が判って面白いです。

例えば、私の大好きなセグロセキレイは日本固有種なので、韓国にはいませんし、日本で冬鳥のジョウビタキは韓国では留鳥です。つまり韓国では、ジョウビタキのさえずりが聞けるということなのです!

私は偶然ですが、ジョウビタキのさえずりらしき声を聞いたことがあります。
それは数年前の埼玉の自宅で。
冬の暖かい日差しのとある日、自宅前の家のアンテナの上で、メジロのさえずりのような綺麗な声が聞こえてきたのです。窓から観察すると、何とジョウビタキだったという・・・。

コマドリは韓国には行きませんし、ヤツガシラは韓国全土にいますが日本にはいません。
と言った具合に、見てると「へえ~」っとなる。

また、韓国のこの本は、私の好きな野鳥画家の谷口高司さんが描いていてその点でも楽しめます。ちなみに日本のこの本は、高野伸二さんが掛かれています。比較しても面白い。

隣国の韓国でもこれだけちがうのですから、世界は広いです。
先日、友人がフランクフルトの空港で撮った小鳥を送ってくれました。もちろん写真(^_^;)。まあスズメだと思って調べたのですが判らない、結局オランダのスズメとこじつけてしまって今さらながら悩んでいます。。。

とりあえず、今は日本の野鳥でいいかな(^_^;)

日本の昆虫 [本]

日本の昆虫.jpg
子供の頃、ファーブル昆虫記とか好きで、読んでいた思い出があります。
ムツゴロウ動物王国の番組は、欠かさず見ていたし、野生の王国も大好きだった。動物関係のドキュメント番組や映画は今も大好きだし、今は野鳥を追いかけているし、要は動物や昆虫や自然が好きと言うことなんでしょう。。。

今日は、早朝から一人で関川に出かけてバードウォッチングしまして、念願のホオアカを見ることが出来ました。この感動を絵に描こうと思い立ち、ペンを書店に買いに行った時に、見つけてしまいました。

普通の図鑑と違うんですよ!
パラパラ見て直ぐにあれ?っと思いました。
標本的な感じなく、生きてる感じがするなぁ~と何となく思ったのです。

良く内容を読むとその通り、、、生きた昆虫を白い背景の上で撮影する方法を取っているとの表記がありました。生きている昆虫の持つ微妙な色彩や質感がとても出ていて綺麗な図鑑だなあと思ったのです。

現在、日本国内で、判っているだけで約3万種の昆虫がいるとされています。
野鳥と一緒でやはり昆虫も出会いですよね。その生活場所に行けば会える確率がぐんと上がるものです。私は昆虫ではないですが、ハエトリグモも形やしぐさが好きですが、昆虫についても色々勉強していきたいなあと思っています。

図鑑は楽しい(^_^)/

加藤文太郎 [本]


孤高の人〈上〉 (新潮文庫)

孤高の人〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: 新田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/03/01
  • メディア: 文庫



孤高の人〈下〉 (新潮文庫)

孤高の人〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: 新田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/03/01
  • メディア: 文庫


先日の出張で教えてもらった新田次郎著、「孤高の人」(新潮文庫)です。
いや~面白かった。土日の2日間で読んでしまいました。

大正、昭和に生きた孤高の人、加藤文太郎を描いた山岳小説です。
昭和44年に刊行されていますから、今年で44年経っていることになります。
正に名作です。

読んでいてどんどん引き込まれます。強靭な脚を使い、単独行で数々の記録を樹立していくのですが、山に向き合う精神というか、孤独との戦い、自分との闘い、絶対に負けない(死なない)ための緻密な計算と努力・・・。ヒマラヤ征服の夢を秘めて努力する姿に胸を打たれました。

そして、企業人としての努力人、家族を持った後の人としてのやさしさが滲み出ています。
そんな中での信頼できる友人との北鎌尾根挑戦と死・・・。
下巻の中盤、幸せの絶頂からの葛藤、そして挑戦への決断・・・読んでいる方が心が辛くなる思いでした。
良い本を紹介してもらいました。おかげで、井上靖の「氷壁」も書店で手に取ってしまった。

さて、この「孤高の人」を読んで、一つのことへの思いを貫く、努力するということを強く感じました。特に文太郎の印象に残ったのは、アパートの庭で山を想定して毎晩寝るシーン、普通じゃない、頭がおかしいと思われようが、思いを貫く。ここに感動しました。

目的は違っても同じような拘りの本を読んだなあと色々思い出しました。
熊谷達也著、「邂逅の森」です。

邂逅の森 (文春文庫)

邂逅の森 (文春文庫)

  • 作者: 熊谷 達也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 文庫


冬山に入り熊と戦うマタギの人生を描いたものです。これも実在の人物を題材にしています。面白いです。

更に、加藤文太郎のせいで色々な本を思い出しました。極める、努力ということで思い出した本が、木村政彦著、「わが柔道」です。
わが柔道.jpg
2倍の努力では誰でもできる。3倍努力すれば誰にも負けない。
そんな木村政彦の柔道論が描かれており、柔道好きでなくても人生の書として読めるのではないかと思います。

そして更に、塩田剛三著、「合気道修行」これも面白かった。
どんどん格闘技の話にずれていますが、根本、考え方、心の持ちようがなんでも一緒なのだと思います。
合気道修行.jpg
精神の世界に入って来ていますね。面白いです。

松下幸之助やヒクソン・グレイシー、少林寺拳法の宗道臣、宮本武蔵、新渡戸稲造「武士道」、親鸞の本なども読んでいると、心、精神の部分にも入っています。人間、すべては心の持ちようで変われるんでしょうか・・・。

永遠のテーマですね。
いや、しかし、「孤高の人」からだいぶ広がりました~楽しい(^_^)/

神々の山嶺 [本]


神々の山嶺(上) (集英社文庫)


神々の山嶺(下) (集英社文庫)

今日は日帰りで東京出張でした。
一緒に出張したのが初めてのメンバーだったので色々話をしたら、山が好きということで思い出しました。

これ!
いい本なんです。本当に面白い!次読むのがもったいない感じで、終わってほしくないと思ってしまう位面白いんです。著者は夢枕獏さん。格闘技好きでも有名ですよね。名作「餓狼伝」については別項で熱く語りたいです。

で、この本、獏さんが山岳小説に初めてチャレンジしたものですが、とにかく面白い。山に向かう男の精神や心の葛藤、死と隣り合わせの恐怖と恍惚。。。とにかく山好きでなくても引き込まれること間違いなし。

この小説を読んでから、山に関する映像や本なども興味湧いて、かなり色々見るようになりました。
また、日テレでは、イモトアヤコが登山にチャレンジする姿に胸打たれ、それ以来イモトのファンでもあります。恥ずかしながら・・・お笑いも好き。。。

そんな名作を劇画作家、谷口ジロー氏がコミック化したものが以下。
これも原作を忠実に表現しているので、原作を読み終わった後に読んで欲しいです。
名作です。

神々の山嶺 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)

う~ん。
また読みたくなってきたぜぇ。

吉川英治の親鸞 [本]


親鸞(一) (吉川英治歴史時代文庫)

親鸞(一) (吉川英治歴史時代文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1990/08/03
  • メディア: 文庫


吉川英治の「宮本武蔵」全八巻は、唯一2回読みしたほど面白かった。

今回、五木寛之の「親鸞」上下巻、「親鸞:激動編」上下巻を読んで、親鸞という人物が、法然から引き継いだ念仏の精神を世に伝えていく中で、親鸞自身が非常に悩んでいたことが覗え、最終的にどうなったのかが、まだ描かれていなかった。

吉川英治の「親鸞」全三巻を購入してしまった!
どのような視点で、親鸞を描いているのか、そして親鸞は最終的にどのような思いに至ったのか、それを楽しみに読んでいきたいな。

実は、今は亡き父親が、吉川英治大好きで、よく読んでいたんだ。
あの文庫処分されてしまったんだけど、失敗したぁ!
今更全部、読みたい!!!

激動編 [本]

親鸞激動.jpg
五木寛之の「親鸞」上下巻、35年間を読み終わりました。。。
忠範→範宴→綽空→善信→そして親鸞へ。

平安末期の都から念仏禁制の弾圧を受けて、越後へ罪人として流刑にされます。
前上下巻は、ここで終わり。

激動編では、旅立ちから越後でのお話になるものとワクワクしています。
本中には、親鸞の足跡地図が載っており、そこには中山(妙高山)、焼山、火打山なども記されているので、親しみも湧いています。

さあ、読み始めようかな!

親鸞 [本]


親鸞(上) (講談社文庫)

親鸞(上) (講談社文庫)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/14
  • メディア: 文庫


親鸞(下) (講談社文庫)

親鸞(下) (講談社文庫)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/14
  • メディア: 文庫


面白い!
半日で上巻読み終わります。
下巻を向こうに置いてきてしまったので上巻読むのが勿体ない・・・。

上巻は若き日の親鸞=忠範。8歳から29歳までのお話。
五木寛之のとても読みやすい文体と、どんどん面白くなる物語の内容に引き込まれていきます。下巻の後は、激動編上下巻もあるようなので、凄い楽しみだぁ。

とにかく、親鸞は吉川栄治の「宮本武蔵」を読んだ時と同じくらい引き込まれる。

中々、落ち着いて本を読むこともなかったのだけれど(最近読んだのは、I AM OZZY OSBOURNE:笑)、歴史もの、やっぱり面白いなぁ。

歴史ものでこの前に読んで面白かったのは、夢枕獏氏の「東天の獅子」。
これは、また別で紹介します。

野鳥観察ハンディ図鑑 [本]


新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

  • 作者: 安西 英明
  • 出版社/メーカー: 日本野鳥の会
  • 発売日: 1998/01
  • メディア: 新書



新・水辺の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

新・水辺の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

  • 作者: 安西 英明
  • 出版社/メーカー: 日本野鳥の会
  • 発売日: 1998/01
  • メディア: 新書


バイブルです(笑)。しかも2冊目。値段も一冊524円安くてお手頃。
絵を描いている谷口高司さんのこの絵を見ているだけで時間を忘れます。
谷口さんは、韓国の全野鳥を網羅した図鑑の絵も手掛けており、素晴らしいの一言。勉強させてもらっています。そして下の本が参考になるんだ。色鉛筆の使い方なども説明してくれています。

“タマゴ式”鳥絵塾―水彩色鉛筆で楽しく野鳥が描ける

“タマゴ式”鳥絵塾―水彩色鉛筆で楽しく野鳥が描ける

  • 作者: 谷口 高司
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本


そして、もう一人の鳥の絵描きさん「水谷高英」さん。この人はスケッチが非常に上手いです。さっと特徴を捉えて描いている様子が、下の本で伺えます。観察力とイメージ力、デッサン力ですね。

野鳥フィールドノート―スケッチで楽しむバードウォッチング (BIRDER SPECIAL)

野鳥フィールドノート―スケッチで楽しむバードウォッチング (BIRDER SPECIAL)

  • 作者: 水谷 高英
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2007/05/22
  • メディア: 単行本


最後にまたまた紹介してしまいますが、これぞ私のバイブル中のバイブル。
「富士鷹なすび」さんの「野鳥おもしろ図鑑」です。この本無しでは生きていけない。

原色非実用野鳥おもしろ図鑑

原色非実用野鳥おもしろ図鑑

  • 作者: 富士鷹 なすび
  • 出版社/メーカー: 日本野鳥の会
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本


師匠と呼ばせて欲しいくらいです。。。

鳥の名前 [本]


鳥の名前

鳥の名前

  • 作者: 大橋 弘一
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本


野鳥写真家の大橋弘一さんの素敵な本を紹介します。
まず、表紙に惹かれました。。。池の前に佇むオシドリの雄です。池と草原の比率も絶妙で全体的な緑の装飾が思わず私を惹きつけました。

大橋さんの写真の素敵なところは、主役の野鳥を大きく見せるというのではなく、自然の中の野鳥を上手にとらえた写真が多いなあと感じます。それが今まで見てきた野鳥写真と大きく違って見えました。

本の中身は多種の野鳥たちがその自然の生活の中で過ごしている瞬間が捉えられており、見ていて飽きません。更に、この本の題目でもある「野鳥の名前」の由来が歴史的なお話から、地方での人との関わりから、書かれています。

地球が誕生して46億年。
生命が誕生して35億年。
その中で、鳥は1億5000万年。ヒトはたったの10万年だそうです。

明かりのない時代、時計のない時代、季節の節目が判らない時代、災害の多い時代、、、人は生活の中で、鳥を感じ、季節を感じ、愛着を持って身近にいる鳥たちの名前を付けてきたのでしょうね。

そう考えると、小さな鳥たちも一生懸命生きて命を繋いできたんだなあなどど、しみじみ思ってしまうことがあります。

良い本です。

野鳥おもしろ図鑑 [本]


原色非実用野鳥おもしろ図鑑

原色非実用野鳥おもしろ図鑑

  • 作者: 富士鷹 なすび
  • 出版社/メーカー: 日本野鳥の会
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本


これはお奨めの本です!
数年前、著者の富士鷹なすびさんにお会いして原画を見せて頂きました。
その際に「出版しないんですか?」と尋ねたら「今出版社を探しているので、もう少し待ってください」とのお話。それから数年が経ち、出版が現実のものとなりました(2009年)。野鳥の特徴を分かっていなければ描けないユーモア溢れるイラストに思わず笑顔がこぼれます。富士鷹さんは、雑誌BIRDERなどでも活躍され、マニアな鳥好きにはたまらない素敵な絵を届けてくれています。

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