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韓国の野鳥 [本]

A FIELD GUIDE TO THE BIRDS OF KOREA
韓国の野鳥.jpg
「フィールドガイド日本の野鳥」と同類の「フィールドガイド韓国の野鳥」です。

数年前まで韓国に出張することが多く、隣国なのに野鳥の状況が全然違うなあと感じて興味を持ちました。特に韓国の山に出かけた訳ではないので、普通のソウル市内とかなんですが・・・
(1)スズメは日本と同じのがいる。
(2)カラスが街にいない。
(3)いたるところにカササギがいる。

ということで、一番の違いは日本のカラスと同じような位置づけに、日本では佐賀県にしかいないカササギがわんさかいて、妙な気持ちになりました。

カササギはオナガに似たカラス科の野鳥です。カケス、ホシガラスなどとも仲間ですね。「カシャカシャ」かすれたような声で鳴きますが、体型はスマートで尾が長く黒い綺麗な鳥です。
カササギ.jpg

で、この本ですが、ハングルなので説明文は判りません。
発音は何となく判るので、韓国での名称は何となく判ります。カササギは強引にハングルで書くと「フフト ス|」かな。。。読みは「ッカチ」です。
この本、越冬地と繁殖地が地図上に色で示してあるので、日本にはいない、或いは日本にしかいない鳥が判って面白いです。

例えば、私の大好きなセグロセキレイは日本固有種なので、韓国にはいませんし、日本で冬鳥のジョウビタキは韓国では留鳥です。つまり韓国では、ジョウビタキのさえずりが聞けるということなのです!

私は偶然ですが、ジョウビタキのさえずりらしき声を聞いたことがあります。
それは数年前の埼玉の自宅で。
冬の暖かい日差しのとある日、自宅前の家のアンテナの上で、メジロのさえずりのような綺麗な声が聞こえてきたのです。窓から観察すると、何とジョウビタキだったという・・・。

コマドリは韓国には行きませんし、ヤツガシラは韓国全土にいますが日本にはいません。
と言った具合に、見てると「へえ~」っとなる。

また、韓国のこの本は、私の好きな野鳥画家の谷口高司さんが描いていてその点でも楽しめます。ちなみに日本のこの本は、高野伸二さんが掛かれています。比較しても面白い。

隣国の韓国でもこれだけちがうのですから、世界は広いです。
先日、友人がフランクフルトの空港で撮った小鳥を送ってくれました。もちろん写真(^_^;)。まあスズメだと思って調べたのですが判らない、結局オランダのスズメとこじつけてしまって今さらながら悩んでいます。。。

とりあえず、今は日本の野鳥でいいかな(^_^;)
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