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(冬)大寒 [季節]

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写真は通勤の朝。
だいぶ上越らしくなってきました(笑)

さて、
日本には春夏秋冬4つの季節がありますが、それを更に人々の生活の中にある自然の変化に基づいて24等分したものが、二十四節気というそうです。それを更に72等分したものを、七十二候というそうです。

今の頃は二十四節に基づくと「大寒」。
大寒(だいかん)とは、一年で最も寒さが厳しいころのこと。二十四節気の最後になります。
この季節のつぶやきもこれで最後、一年間通して季節を感じてくることが出来ました。

<初候>款冬華さく・・・蕗の花が咲き始める頃(1/20-24頃)
<次候>水沢腹く堅し・・・沢の水が厚く張りつめる頃(1/25-29頃)
<末候>鶏始めて乳す・・・鶏が卵を産みはじめる頃(1/30-2/3頃)

◆旬の野鳥①・・・じょうびたき
・雄の胸の鮮やかな橙色が目を惹きつけます。「ひっひっ」「かっかっ」と鳴きます。チベットや中国東北部から冬になるとやってくる渡り鳥です。お辞儀をするような動作がなんともかわいいのです。私は野鳥の中でジョウビタキが一番大好きなのです。
ジョウビタキ12.jpg
羽生市で撮影した雄のジョウビタキです。
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こちらは雌のジョウビタキ。背中の紋付のような白が特徴です。
ジョウビタキ10.jpg
こちらも雌。前から。雌も地味ですがオレンジ色が鮮やかな個体もいます。

◆旬の野鳥②・・・あおじ
・冬になると里に下りてきて、良く見かけます。アオジという名前なのに体の黄色が鮮やかです。目元が黒いので、若干悪者顔に見えるのがかわいそう。サングラスをかけているようにも見えます。アオジ.jpg
どこで撮影したか忘れてしまいました・・・。

◆候のことば・・・春隣
・春がそこまで来ているという意味だそうです。寒さが堪える真冬の時期ですが、昔の人はかすかな春の予感を感じ、暖かな季節に思いを寄せていたのでしょう。

◆旬の魚介・・・わかさぎ
・わかさぎで思い出すのは、榛名湖。昔は湖全体が凍って、ワカサギ釣りの話をよく聴きましたっけ。今は湖凍らないようです・・・温暖化ですね。

◆旬の草花・・・福寿草
・名前もそうですが何となく前向きな良いイメージあります。

◆旬のことば・・・節分
・昔は季節の変わり目に当たる立春、立夏、立秋、立冬の前日が全て節分とされていたのだそう。季節の変わり目には悪鬼が出るということで、豆が「魔滅」の音に通じることから豆まきをするようになったとか。今年は48個も食べないといけないのだ(数え年の豆の数を食べるのだそうです)

◆旬の行事・・・恵方巻き
・丸かぶり寿司の行事を知ったのは2001年ですかね。福山で初めて食べました。

さて、一年間、二十四節気をブログで綴ってきましたが、やはり季節を感じるというのは良いものです。昔の日本人の繊細さを感じます。季節と共に生き、季節の出来事に励まされ、生きる力をもらっていたように思います。現代の我々も今生きている環境、季節をもっと感じて、心おおらかに生きていきたいななんて思います。

日本の四季は素敵です。

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