GOTHICと出会った日とTRAVIS SMITH [メタル]
THE GREAT COLD DISTANCE(グレイト・コールド・ディスタンス)(直輸入盤・帯・ライナー付き)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: DISK UNION (原盤:UK/PEACEVILLE)
- 発売日: 2010/02/20
- メディア: CD
ご存じかとは思いますが、わたくしプログレッシブ・ロックとメタルが好きでありまして、70年代のプログレの代表的なバンドを聴いてから、最近の90年代以降のプログレバンドにも興味を持った訳です。
そんな中、90年代後半から最近まで、いわゆる「鬱系」なる暗い雰囲気の中にプログレの要素を持つようなバンドが増えてきました。代表格がイギリスのPORCUPINE TREEです。その他にもポーランドのRIVERSIDE、VOTUM、GASPACHOなどなど。イギリスのK-SCOPEレーベルなどは特に鬱系バンドを好んで契約しているように感じます。現在は、我がANEKDOTENもK-SCOPEであります。
鬱系プログレのバンドを探しているとやはりメタルともリンクしてくるのが面白いところ。
ゴシック・メタルというジャンルが既に確立されていますが、多いのは男女混合ボーカルで、代表格がオランダのWITHIN TEMPTATION、THE GATHERING、イタリアのLACUNA COIL、イギリスのMY DYING BRIDE、一方男性Voメインのバンドとしては、イギリスのPALADISE LOST、ANATHEMA、スウェーデンのKATATONIA、オーストラリアのCRYPTAL DARKNESSなどがあります。私はここに挙げた男性系の4バンドがお奨めです。
鬱系プログレがメタルに接近しているのと同じように、ゴシック・メタル組も徐々に音楽スタイルを変化させ、独自路線を歩んでいきます。特にその中でも大きく変化しているのが、上記4バンド。その中でもKATATONIAが私の好みの良い方向に来てくれています。変化の兆しが完成したのが、このアルバム「the great cold distance」です。特に前半が素晴らしい。シングルヒットの連続です。
メタルメタルした外見からは予想もつかぬ繊細な音。暗さ。重さ。心に響きます。
そして音に勝るとも劣らないジャケット!デザインは、TRAVIS SMITHです。
写真画像とコンピューター処理を駆使したジャケットはプログレやメタルのジャケットにピッタリハマっています。
ジャケットアートにも拘りがあるので、別項でジャケットテーマとして語りたいと思います。
2012-12-22 01:05
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コメント(2)
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ジャケット買い・・やってました。
学生時代はネット環境がなく、お金もない・・
BURRNのレビューと、店の視聴だけが頼りでした。
発掘隊と称して仲間と何時間もかけて選んだ一枚がアタリだったときの
興奮は今でも鮮明に・・・
私が選びがちだったのはhirokariさんの避けるであろうアートワーク
ですねたぶん・・
アタリ
JUDAS PRIEST 「PAINKILLER」
Impellitteri 「SCREAMING SYMPHONY」
Rhapsody 「LEGENDARY TALES」
MANOWAR 「ROUDER THAN HELL」
ハズレ
数えきれず・・・
by METAL HEART (2012-12-22 06:29)
METAL HEARTさん
早起きですね(^^;
JUDAS PRIESTのペインキラーは最高ですね。私は後半のHRサイド
が好きですね。これに影響されてUDOが「TIMEBOMB」作製したんですよね。メタルのソフト路線がこのアルバムで断ち切られた感があります。
IMPELLITERIはグラハム・ボネット参加の名作「STAND IN LINE」が好きです。ジャケは好みがありますからね。一番は音なのですが、ジャケットや最近ではCDの歌詞カードのデザインまで凝った作りをするバンドはやはりプログレ、メタルに多いですし、そこもツボの一つですよね。
ジャケ買い・・・しましたねぇ。私の時代はLPレコードでしたよ(汗)
アタリ
OZZY OSBOURNE「THE ULTIMATE SIN」
LIZZY BORDEN「VISUAL LIES」
FLOTSAM AND JETSAM「NO PLACE FOR DISGRASE」
QUEENRYCHE「RAGE FOR ORDER」
ハズレ
山ほど・・・
P.S.
MANOWAR試聴しました。そしてアマゾンクリック!
ちゃんと聴いて感想書き込みますね。
by hirokari (2012-12-22 10:27)