オナガ [野鳥]
カリブリッドの野鳥図鑑<38>
オナガ 尾長 【Cyanopica cyana】 全長37cm
留鳥として福井・岐阜・静岡を結ぶ線から東 スズメ目カラス科
写真:埼玉県久喜市
私の大好きな鳥です。
頭が黒く、背はグレー、羽と尾が非常に綺麗な独特の青水色をした綺麗な鳥です。しかし、声が「ギューイ、ギューイ」と濁った大きな声で鳴くので、群馬の田舎では、「ギャーギャー鳥」などと呼ばれています。
群馬出身の私は非常に馴染みの深い鳥で、記憶がある頃から身近に存在している鳥です。埼玉の自宅付近の木々でも営巣しており、毎日見かけないことはないくらい日常の鳥です。
しかし一変(笑)、西日本にはいません。ですので、広島福山時代には見かけませんでしたし、福山の鳥好きの人は「オナガを見てみたいの~や」と言っていましたっけ。。。(^_^;)
上越にもいませんね。特に街中には全くいません。
唯一、関川沿いを散歩している時に河川敷の林で見かけました。懐かし人に会ったように、やっと会えたねという感じでしたよ。傍で見ると本当に綺麗な色をしています。
名前の通り非常に尾が長く、重そうに飛びます。あの飛び方では、渡りは不可能でしょう・・・。それくらい重そうに飛んでいきます。
カラスの仲間なので頭も良いようです。
ご存じカッコウは、よその巣に卵を産んで(托卵という)別の親に育てさせるんですが、オナガもその標的となります。数年前、久喜自宅の近くでも初夏にカッコウが鳴きました。目覚まし時計かと思いましたが、本物だったんですね。オナガの巣への托卵を狙って来たものと思われます。しかし、オナガは頭が良いので、そう簡単に托卵させないようです。翌年からは全くカッコウの声は聞こえません・・・。
ちなみにカッコウの標的にされるのが、オオヨシキリ、ウグイスなどです。
カッコウの話はまたあとで。。。
2013-06-03 22:48
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